TOP画像

好みが違う相手

誰にでも好き嫌いはあるものです。食べ物ひとつをとってみても、同じ料理に対して抱く印象は人によって全く異なるでしょう。「美味しい」と感じる人、「不味い」と感じる人、どちらでもない人、それぞれの好みや意見があります。

人の好みは生まれついての性格に由来するケースと、成長していく中で少しずつ確立されるケースがあります。例えば、異性を見て「あの人はちょっといいかもしれない」と好印象を抱くのは、おそらく人生の中で少しずつ確立されてきた好みのひとつに分類されるでしょう。もちろん、異性のタイプも人それぞれであり、他人からなかなか理解されないような好みを持っている人もいます。しかし、それぞれの好みが異なっているからこそ、人の世の中がうまく回っていると捉えられるのではないでしょうか。大切なのは他人の好みを否定せず、自分の好みはあくまで多くの中の一つであると認める事です。人が十人集まれば十通りかそれ以上の考え方が集まると言えます。人の好みもそれと同様であり、そもそも自分と他人は違う存在であると認識しなくてはいけません。

自分の好みの相手が、実際に目の前に現れればどうにかして親しくなりたいと誰でも思うでしょう。しかし、自分が相手を好きだからといって、相手の好みが自分の人物像と一致するとは限りません。もしかすると相手にとって自分は好みではない可能性もあるでしょう。そこで挫けるか、相手に自分を認めてもらうように努力する、自分自身を変えていくかが分かれ道なのです。

今流行りの出会いアプリでは、自分の素性を明かすことなく、好みの異性を探せます。まずは自分好みの相手を見つけ、アプリの中で仲良くなっていくうちに相手の好みを探っていきます。出会いアプリという場だからこそ、相手もこちらの好みを探ってくるでしょう。異性の好みや趣味がお互いに一致せず、一方通行の関係だとしても、完全に望みが絶たれるわけではありません。相手とどう付き合っていきたいのか、自分がどう行動すべきなのか、考えることで本物の出会いを掴めるのです。